着物に興味・関心がある男性の相談事とは? 着物をゲットする方法は?

7月16日たまプラーザのピープルワイズカフェにて、若い男性(Aさん)の着物相談

周りに着物を着ている人をみかけて、日本人男性として、是非着物を着たい!!

何故着たいのか?理由

日本人であるからには、日本の伝統衣装としての着物を着たい!

着物を着る事で、周りからも注目される。そのことが、仕事への成果などへも繋がっていくという期待。

でも、着物ってどこでどう手に入れたらいいのかわからない!!!

これは、初めて着物を着たいと思う人にとって、避けては通れないこと。しかしながら、そこでの一歩がすすめなくて着物が遠くなっていく。

これはもう、男性に限らず、女性も一緒ではありますが!

一人一人に合ったゲットの仕方を伝授する事が大事です。

その方の生活環境、ポリシイ、その他の条件に合わせたご案内を致します。

そのためのポケットをいくつも用意しています。

そのいくつものポケットについては、別タイトルで、改めて詳しく紹介させていただきます。

本日の相談へのアドバイス。実は新たな発想、展開が生まれたのです。

・男の着物はサイズが合わないと着れない(女性用はお端折りといって丈=長さを調節して着れるが男性にはない)。それ故、リサイクルショップでは

 ほぼ扱ってない。

・新調するには高すぎる。

  しかしコロナ禍の今、呉服店や生産者も含めて、かなり危機的な状況ではないかと思われる現象が見て取れる。

  それは、着物の価格が今までには考えられないくらいの金額で出てきている。

お仕立て代裏地等込みの値段です!!


お仕立て代通常の50%offで15,000円 羽織15,000円

やはり、安いとは言っても、ちょっとユニクロに行って、買物するという感覚にはなりませんね。

紬がどのようにして出来るのかなどを知れば、この様な価格設定だと、生産者の利益にはなかなかつながらないのかもしれない事に思いが至りますが・・。

買う身にとっては、その辺りもわかった上で、でも高いのは?という人にはお買い得になるのでしょう。

でも、やはりそれでも高いと感じる方、もう少し安くないと手が届かないという方も多いと思います。

まさに本日のAさんがそういう方でした。

若くて、着物に興味・関心があって、着物が手に入れば着たい。

でも、高すぎると・・・・

浴衣を寄付していただいた方※の中に、その時「男の着物は送れないのですね。それもあるのですけれど」と

いう方が何人かいらっしゃったのを思い出しました。

でも前述したとおり、ある程度サイズが合わないと着れない物で、何か使い道があればいいけれど、頂いても宝の持ち腐れになってしまう可能性が

大きいのです。

その時Aさんが、「洗張りして仕立て直すくらいであれば、お金出せるかもしれないですね」といわれたのです。

新しく買うより安く仕上がることは確かです。

まさに、着物の伝承・継承の第一歩ともなる物です。

着物が着たい人が着れる状況を作ってあげる。その手助けの第一歩になるかもしれません。

着物をゲットする方法の初歩の一歩のお手伝いです。

考えてみたいと思いました。

※ 7月31日ある養護施設で、ボランティアでお子様たちに浴衣の着付け指導を行う事にしています。

その時、女のお子さんたちは個々人で浴衣を持っているとのことですけれど、男のお子さんは持っていない。

今回男の子の希望者は7~8人いるとの事。新しく買うにはお金がないし、、という事で、タウンニュースさんの協力を得て、寄付の呼びかけを

行いました。そして、ご寄付いただいた方が現在で10人ほどいらっしゃいます。そんな方からの男の着物についての情報でした。