「着物と帯の種類と格 // 着物と帯の基本コーディネートを学ぶ」

ストアカ講座:4月26日 日本橋の呉服卸の店舗をお借りして、行いました。

着物の種類といえども奥が深く、分類方法もいろいろ。

今回は、着物の「格」にフォーカスした分類方法です。

「格」といえば・第一礼装・略(準)礼装・おしゃれ着、外出着、・普段着といった順でフォーマルからカジュアルまで分かれます。

帯もそれぞれのグレードに合わせたものが必要となってきます。

逆に一枚の着物で、帯のグレードを変えることで、着物のグレードも変えることができる場合もあります。

着物の種類といえども奥が深く分類方法もいろいろ
帯の種類も袋帯、名古屋帯の違いのほかに洒落袋など様々です
同じ着物の種類でも、準(略)礼装用にもなれば、よりカジュアルなお出かけ着にもなるものがあります。
「付下げ」の場合「付下げ訪問着」と言われる、準礼装のものから「付下げ小紋」と言われるものがあります。

また礼装用として大事なものが、家紋を入れるということです。第一礼装の場合は、日向紋5つです。黒留袖、紋服は必ずです。色留袖は、5つ紋だと留袖と同じランクになりますが、その時は、比翼も付けることになります。3つ紋や1つ紋で着用範囲を広くすることもできます。

訪問着には紋はほとんど付けません。紋の数、紋の種類(日向紋 中影紋 陰紋 縫紋)によっても着る時のTPOが変わります。
紋についてはまた別の機会にお話しします。